東日本大震災発生から今日で2年が経ちます。これから衆議院のバスで、国立劇場で開催される追悼式に向かいます。改めて犠牲になられた方々とご遺族に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、今なお避難生活を余儀なくされている多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。 当時、私は文部科学大臣政務官を務めており、発災後3月20日に初めて岩手県に入り、陸前高田市、釜石市、大槌町などの避難所となっている学校現場を視察し、直接に多くの要望を頂きました。以来、政府与党の一員として主に教育現場の復旧復興に向けて、何度も被災地に赴きながら対策を講じてきました。初めて被災地に入った時に目にした惨状が今も鮮明に頭に残っています。正直「あれからもう2年も経つのか、まだ最近のことのようだ」と感じますが、被災された皆さんにとっては、この月日はとても長く辛い時だったでしょうし、先の見通せない不安に今なお苦しまれている方々が数多くおられることに議員として責任を痛感します。 学校では、子どもたちが懸命になって立ち上がり頑張っています。しかし、仮設校舎や他の学校に間借りして学ばなければならない子どもたちもたくさんいます。一日も早く、自分のふるさとで友達と一緒に学び、生活できるようにこれからも私なりに東北の復興、特に教育の復興、被災した子どもたちの支援に全力を挙げて取り組んでまいります。