Report
2014.04.09
文部科学委員会でSTAP細胞論文の不正問題について、理化学研究所の野依理事長にも参考人として出席頂き質疑を行いました。 午後1時から、昨日不服申し立てをした小保方さん本人が会見します。私には悪意があったのかどうかはわかりません。当然本人にはしっかりとした説明責任が求められます。同時に、理研としての責任も重大です。きちんとした調査を第三者も含めてやるべきだと思います。理研は予算、税制等の優遇が受けられる特定国立研究開発法人の候補になっています。若手も含めて多くの優秀な研究者が頑張っており、素晴らしい成果も出しています。しかし、まずは今回の件を踏まえて、再発防止に向けた組織としてのガバナンス、コンプライアンスの徹底を先にやらなければなりません。 こうした点について、今週にも外部有識者による改革委員会が発足し、検討を始めるそうですが、どのような具体的な対策が出てくるか注視したいと思います。