Report
2013.06.11
「いじめ防止等のための対策法案」の与野党実務者協議がようやくまとまった。
8回にわたる協議で、多くの論点・対立点について議論してきた。学校にいじめ対策の組織を置くことやインターネットいじめ対策など、より実効性のある対策が我々の主張で盛り込まれた。保護者の責務や懲戒・出席停止の運用などでは妥協した点もあるが、いずれにせよ今国会中に、いじめ対策の法案が議員立法として成立する見通しとなったことは喜ばしい。民主党案のとりまとめの中心的な役割を担ってきた小西議員のがんばり、座長として野党にも歩み寄ってくれた馳議員の姿勢に感謝したい。子どもたちが、いじめが原因で命を落とすことがないように今後もがんばっていきたい。